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高齢者福祉にかかわるみなさんへの研修会

  • 執筆者の写真: 永易至文
    永易至文
  • 2025年9月1日
  • 読了時間: 2分

 分野別「性の多様性」研修会。第2回は、台東区社会福祉事業団で高齢部門のケアにあたる職員のみなさまへ向けての研修会を、6月18日に開催しました。



 研修の内容は、まず性的マイノリティの基礎知識や性の多様性についての理解を踏まえ、高齢期の性的マイノリティが直面するさまざまな課題を、事例もまじえて紹介しました。入院時や介護施設入所時などにキーパーソンとして同性パートナーが対応できるか、性的マイノリティにも多い親族縁が薄い「おひとりさま・身寄りなし」の課題、トランスジェンダーとして手術を受けたり法的性別を変更した人と同性介護の課題についてなど、すでに現場では進行しつつある状況をお伝えしました。


【アンケートから】

  • 担当している70代後半のかたがトランスジェンダーです。10年以上のつきあいになります。最初は驚きましたがすぐ慣れました。女性でも男性でもなく、人として接しています。若いときはご苦労したのではないかと想像します。高齢分野でもこれからさまざまな課題が出てくるなと思いました。

  • 男女に分かれた世界観が私にもしみついているのですぐには受け入れがたいですが、性自認----自分のことをどう認識するのか、はハッとしました。女の私も、本当はどう考えているのか?

  • 個人情報の取り扱いや守秘義務について、もっと理解しないといけないと感じた。

  • なんでも親族限定と思いがちだが、あらかじめ本人が同意していればパートナーや友人などの第三者に説明してもOKと知った。


 自分も性の多様性の一人としてあらためて振り返ることや、利用者の法的権利について認識をあらたにするなど、さまざまな反応がありました。なかには「性的マイノリティの高齢期なんて考えたこともなかった」と正直に書いてくださるかたもいましたが、日々接している利用者にもいろいろな多様性の背景があること、性的マイノリティはその一つにすぎないことを理解してくださったのではないでしょうか。


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